埼玉県立春日部高等学校|TOPIC ゲルニカ

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春高ゲルニカ

~美術室前に1/4スケールのゲルニカ出現~

本校美術室前に幅400cm×高さ180cmの大きな絵画が出現した。昨年度3学期に2年生の美術選択者118名の手よって製作された1/4スケールのゲルニカ模写である。
製作過程の写真や説明とともに、しばらく展示される予定。

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春高ゲルニカ(1/4スケール模写)

62期生 2年3学期美術協同制作

(180×400cm)
キャンバスペーパー
Aqyla 使用


 ご存知パブロ・ピカソ作 「ゲルニカ」。「ゲルニカ」とは、スペインの小さな地方都市のこと。この平和な町が1937年4月26日、フランコ将軍率いる反乱軍を助けたナチス・ドイツ軍による無差別爆撃を受けた。
 当時、スペイン政府からパリ万博に掲げる壁画の制作を依頼されたピカソは、この惨劇を知り5日後に猛然と下絵を描き始める。当初描かれていたのは「牡牛」と「馬」。その後「泣く女」がモチーフに加わり、彩色も試みられたが、最終的にはモノトーンの作品として完成する。ピカソの頭には、新聞に載った白黒写真の衝撃が強かったと推測される。
 「ゲルニカ」のサイズは349.3×776.6cm。この大作を、彼は戦争という暴力への怒りに突き動かされ、45枚のデッサンやスケッチを描いたのち、巨大なキャンバス上で何度も構図変更を繰り返しながら1ヶ月余りの短期間で描きあげた。


 今回、2年次、3学期の美術課題では、「ゲルニカ」の制作工程を知ることからピカソの描こうとした怒りと願いについて考察し、その鑑賞学習の一環としてこの模写を制作した。選択者全員の協同制作には多くの困難があった。一人当たり20×30㎝の面積を担当するが、接する他者、他クラスのパートとの形や色の連携を図ることが必須である。春高生120人のコミュニケーション力、意志の統一や継続ができるか否かが問われる。「春高版ゲルニカ」は実作の約1/4の180×400cm。制作時間は各クラス約8時間である。最終段階では、クラス代表数名の協力で微調整と額装が行われた。(右写真 参照)








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